許可要件の審査の参考資料として
労働者派遣事業の許可申請や許可更新時に参考資料として、自己チェックシートといわれる、「労働者派遣事業の許可申請にあたっての自己チェックの結果について(様式第15号)」を提出しなければなりません。
当該様式15号は、許可要件の審査の参考とするため、法人及び個人の区分にかかわらず、事業主は、「企業パンフレット等事業内容が確認できるもの」と合わせて参考資料として提出しなければなりません。
自己チェックシートは、事業主が許可申請に必要な要件等を理解、認識して提出することを目的とするものであって、これにより遵法意識の高まりとともに許可要件の審査も円滑に進むことが期待されるものとして労働政策審議会の議論の中で導入が決められたものとのことです。
なお、就業規則又は労働契約に、無期雇用派遣労働者を労働者派遣契約の終了のみを理由として解雇できる規定がないか、また、有期雇用派遣労働者についても、労働者派遣契約終了時に労働契約が存続している派遣労働者については、労働者派遣契約の終了のみを理由として解雇できる規定がないかについてを、申請事業主においても自己チェックシートによって申請内容を確認させるものとなっています。
「労働者派遣事業の許可申請にあたっての自己チェックの結果について」(様式第15号)の内容
大きく次の3つの項目で構成されています。
- 原則の事項
法律の遵守や欠格事由に該当しないことや財産的基礎を満たしているなど原則の事項についてチェックシートが構成されています。 - 許可要件に関する特記事項
こちらは、派遣労働者のキャリア形成支援制度の事項、派遣労働者に関する就業規則・労働契約の記載事項についてのチェックシートで構成されています。 - その他の事項


