労働者派遣事業の許可証交付までのプロセス
労働者派遣事業の許可申請書類が受付後から許可証受領までのプロセスを確認致しましょう。申請書類の受付までに、許可要件を整えたり、申請書類を作成したりで概ね1ヵ月程度の余裕は最低限必要です。
- 申請書類の受付後、都道府県労働局で申請書類の審査がなされるとともに、事業の実施を予定する事業所に対し現地での調査が行われます。
このタイミングで、申請事業主のWebサイトなどに労働者派遣事業を既に行っているかのような記載がないかの入念なチェック・指導が行われます。時期的には、概ね、申請書類の受付後の1か月間位を想定します。
- 当該労働局は、申請に対する審査・調査の結果を厚生労働本省に送付します。
時期的には、概ね、申請書類受付後の2カ月目程度を想定します。
- 厚生労働本省において、更に審査内容を精査の上、厚生労働大臣から労働政策審議会に諮問します。
- 労働政策審議会からの答申を踏まえ、厚生労働大臣により申請に対する許可又は不許可が決定されます。
- 許可の場合は許可証が、不許可の場合は不許可通知書が発行され、当該労働局を通じて申請者に交付されます。
- 事業者は、交付された許可証を受領することにより事業を開始します。
許可証の到着は、許可日の前日か郵便事情等によっては、当日又は遅れる場合もあるようです。
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